今回は、道頓堀川下流部(西半分)にあたる深里橋から道頓堀川水門までを歩きます。
途中に、
・「なんばHatch」
・「キャナルテラス堀江」
を結ぶ「浮庭橋」などの見所があります。
また、宮本輝著「道頓堀川」という文学作品に描かれた舞台も出てきます。
これまで同様に川沿いを、史跡や老舗、新スポット、酒と肴を楽しみながら「水辺ウォーキング」を始めます。
1.道頓堀川ウォーキング:道頓堀川始点~深里橋
前回は、道頓堀川上流部(東半分)にあたる道頓堀川始点から深里橋までを歩きました。
よろしければ覧ください。


2.道頓堀川ウォーキング:深里橋~道頓堀川水門
深里橋の下流側左岸からスタートします。
ルートは、下図の通りです。

(深里橋 → 幸橋)
2-1.なんばHacth(※1)
「なんばHatch」は、スタンディング形式のコンサートホールです。
大物アーティストから地元のアーティストまで、幅広く利用されています。


この周辺は、吉本興業や松竹芸能の若手芸人が、ネタ合わせによく利用しています。
・先輩芸人は、日影になる浮庭橋の下
・後輩芸人は、日当たりのある所
で練習するらしいです。
2-2.道頓堀川10番橋:浮庭橋(うきにわばし)
道頓堀川の第10番目の橋は、浮庭橋です。

道頓堀川左岸上流側から撮影

道頓堀川右岸下流側から撮影




日本橋から始まった「とんぼりリバーウォーク」は、浮庭橋までとなります。
2-3.キャナルテラス堀江
浮庭橋と時期を同じくして、「キャナルテラス堀江」というグルメスポットが新たな道頓堀川沿いの顔として完成しました。




夜の
・キャナルテラス堀江
・浮庭橋
は、セットでいいムードを醸し出します。
デートスポットとして、活用されてはいかがでしょうか。


前回の記事において紹介しました「とんぼりリバーウォーク」は、「キャナルテラス堀江」が西端になり、ここまでとなります。
なお、「とんぼりリバーウォーク」の賑わい創出の仕掛けについては、下記の記事をご覧ください。

2-4.道頓堀川11番橋:住吉橋
道頓堀川の第11番目の橋は、住吉橋です。




2-5.道頓堀川12番橋:西道頓堀橋(にしどうとんぼりばし)
道頓堀川の第12番目の橋は、西道頓堀橋です。




西道頓堀橋の道頓堀川左岸下流側に水防碑が設置されています。
そこには、「災害は忘れたころにやってくる」と記されています。
過去に道頓堀川沿いは、津波の来襲があり、甚大な被害を受けました。
そのことを後世に残すために、建てられた石碑であると思われます。

2-6.道頓堀川13番橋:幸橋(さいわいばし)
道頓堀川の第13番目の橋は、幸橋です。




冒頭でも触れましたが、宮本輝著「道頓堀川」の舞台設定の一つが幸橋です。その部分を抜粋します。
Δ宮川輝著「道頓堀川」より(※3)

「道頓堀川」の内容については下記の書籍名をクリックしてください。
筆者は、若かりし頃に「道頓堀川」を読み、いつか幸橋から道頓堀橋方面(上流側)の繁華街を眺めてみたいと思いました。
そして幸橋の真ん中で立ち、道頓堀橋方面を見ました。
しかし昼間でしたので、時間の設定が違い、見え方が全然違いました。
少しがっかりしながら、改めて夜間に来て、小説通りに眺めてみようと思います。
下図は、幸橋から道頓堀川の終点である「道頓堀川水門」を過ぎ、「京セラドーム大阪」までを歩いたルート図です。

(幸橋 → 道頓堀川水門 → 京セラドーム大阪)
2-7.道頓堀川14番橋:幸西橋(こうさいばし)
道頓堀川の第14番目の橋は、幸西橋です。

道頓堀川右岸下流側から撮影



2-8.道頓堀川15番橋:汐見橋(しおみばし)
道頓堀川の第15番目の橋は、汐見橋です。

道頓堀川左岸上流側から撮影



汐見橋から下流側を見ますと、終点である道頓堀川水門と京セラドーム大阪の屋根が見えました。
ここまで来ると、もう少しでゴール地点に到着です。
2-9.道頓堀川16番橋:日吉橋(ひよしばし)
道頓堀川の第16番橋は、日吉橋です。

道頓堀川左岸下流側から撮影



2-10.道頓堀川終点:道頓堀川水門
道頓堀川の終点(河口)は、道頓堀川水門です。
水門を潜ると木津川へ合流します。

道頓堀川左岸上流側から撮影

道頓堀川下流側(河口)から撮影
道頓堀川水門の上流側水門が開く様子を動画撮影しました。
ついに道頓堀川の終点に着きました。
道頓堀川沿いは始点から終点まで、その箇所ごとに個性があります。
その異なった個性を繋ぐ連続体として道頓堀川が担い、非常に興味深いものにしています。
ただし、「道頓堀川ウォーキング」自体の終点は、「京セラドーム大阪」です。
そこまで行くことにします。

3.道頓堀川ウォーキング:川の交差点
道頓堀川の河口は木津川ですが、川の交差点になっています。
南北に木津川が流れ、西から道頓堀川が木津川へ流れ込みます。
また、木津川から尻無川へと分岐します。
川の四差路になっています。

3-1.木津川に架かる大正橋(たいしょうばし)
道頓堀川水門を通過した後、木津川に架かる大正橋を渡り、京セラドーム大阪を目指します。

木津川右岸上流側から撮影

3-2.「大地震両川口津波記」
大正橋の左岸上流側橋詰に、津波災害のあったことを後世に伝える石碑が建てられています。

その横に、現代語訳された案内板が建てられています。


案内板の記載内容については、下記の記事をご覧ください。

3-3.尻無川に架かる岩松橋(いわまつばし)
木津川に架かる大正橋を渡った後すぐに、尻無川にかかる岩松橋を渡ります。

尻無川右岸上流側から撮影

3-4.京セラドーム大阪
今回の道頓堀川ウォーキングの終点である京セラドーム大阪です。



4.道頓堀川ウォーキング終了
半日かけて、道頓堀川の西端から東端までを歩きました。
道頓堀川の特徴は、観光船が通っていることです。
観光船の中には、落語もセットになっている船があります。
最近は、個人タクシー船も現れました。
また、大阪ミナミの「くいだおれ」といわれる食事処を中心とした繁華街を通ります。
吉本興業の本拠地、「なんばグランド花月」も近くにあり、とにかく賑やかで華やかで飽きません。
さらに極めつけは、「とんぼりリバーウォーク」です。
水辺テラスが道頓堀川の水面に近く、親水性を実現しています。
建物が川側に向いてお店を開き、軒を連ねていますので、楽しめる空間となります。
その上、観光船が行きかい乗下船もできますので、この空間演出は、国内でもなかなか見当たりません。
そんな道頓堀川の魅力をこれからも発信する予定です。
引き続き、「木津川ウォーキング」を始めます。
よろしければ記事をご覧ください。

5.お役立ち情報案内
不動産に関するお役立ち情報を案内します。
ご活用ください。
5-1.都内3.8万円〜家具家電付き【クロスワンルーム】
家具家電付きのワンルームというカテゴリーでは、一般的には都内で10万円以降が多くなります。
クロスハウスは、家賃3.8万円〜(平均6万円台)でご用意しており、人気エリア物件も多いため、 競合他社とも差別化を図れます!
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※別途管理費なし - 家電はTV・冷蔵庫・洗濯機・エアコン・電子レンジなど
- 家具はベッド・机・椅子・テレビ台・カーテンなどが備え付け
※家具家電の内容は物件により多少異なります。
なお、クロスハウス:ワンルームの詳しい内容につきましては、下記の記事をご覧ください。

5-2.月額990円〜!東京都内一等地のバーチャルオフィス【レゾナンス】
レゾナンスは、東京都内有数のビジネス街でもある
・港区浜松町
・港区青山
・中央区銀座
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に事務所を構えるバーチャルオフィスです。
レゾナンスは、
・法人登記や郵便物の毎週水曜転送がすべて込みで 月額990円〜というリーズナブルな価格
・必ずスタッフ常駐(バーチャルオフィスは無人のお店が多い)
することで クオリティーも落とさず、お客様にサービスを提供しております。
6.参考文献・WEBサイト
※1 なんばHatch
http://www.namba-hatch.com/infomation.html
※2 「Canal Terrace Horie」 Het architecture
http://www.hetgallery.com/canalterrace-horie.html
※3 「道頓堀川」 宮川輝著 新潮文庫
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