「水辺ウォーキング:水都東京4」は、日本橋を出発し、日本橋川を上流へ向かい、神田橋を目指します。
通過する橋や史跡などを案内しながら進みます。
1.日本橋川ウォーキング:豊海橋→日本橋
日本橋を出発する前に、前回の「水辺ウォーキング:水都東京3」を振り返ります。
日本橋川河口から日本橋まで歩いた様子を案内しました。
詳しい内容は、下記の記事をご覧ください。
2.日本橋川ウォーキング:日本橋→神田橋:ルート図
日本橋を出発し、日本橋川を上流へと向かい、神田橋まで歩くルートは、下図の通りです。
(日本橋 → 神田橋)
3.日本橋川ウォーキング:日本橋を出発
スタート地点の日本橋です。
日本橋川右岸上流側から撮影
日本橋を後にし、日本橋川右岸を上流へ向かいます。
3-1.日本橋川7番橋:西河岸橋(にしがしばし)
最初に現れる橋は、西河岸橋です。
日本橋川の河口から7番目の橋です。
日本橋川左岸上流側から撮影
西河岸橋の左岸橋詰に「西河岸橋」の案内板が立てられていましたので、その記載内容を引用します。
同じく、西河岸橋の左岸橋詰に「裏河岸」の案内板が立てられていましたので、その記載内容を引用します。
3-2.「BarBies」で休憩
西河岸橋左岸上流側橋詰に「BarBies」を見つけました。
店内から日本橋川と西河岸橋を眺めることができますので、休憩することにしました。
昼のメニューにハンバーガーがあり、注文しました。
ワインが売りの店みたいですが、筆者は洋酒を好みません。
「黒霧島」のお湯割りを注文して飲みました。
「BarBies」で気分よく過ごした後、店を後にしました。
3-3.日本橋川8番橋:一石橋(いっこくばし)
次に現れる橋は、一石橋です。
一石橋は、日本橋川河口から8番目の橋です。
日本橋川左岸上流側から撮影
Δ写真12.一石橋から上流を臨む
一石橋を後にし、日本橋川上流へと向かいます。
3-4.日本橋川9番橋:常盤橋(ときわばし)
次に現れる橋は、常盤橋です。
常盤橋は、日本橋川河口から9番目の橋です。
日本橋川左岸上流側から撮影
3-5.「TOKYO TORCH」:東京駅前常盤橋プロジェクト
日本橋川右岸、常盤橋のすぐそばで、「TOKYO TORCH」が建設中です。
「TOKYO TORCH」は、東京駅前に、 3.1haという広大な敷地を誇る唯一の街区です。
2027年度、高さ390m のタワーと 7,000 ㎡ の広場を有する 東京の新たなシンボルが誕生します。
東京駅前常盤橋プロジェクト
出所:三菱地所WEBサイト(※1)
「TOKYO TORCH」建設現場を後にし、日本橋川上流へ向かいます。
3-6.日本橋川10番橋:旧常磐橋(きゅうときわばし)
次に現れる橋は、旧常磐橋です。
旧常磐橋は、日本橋川河口から10番目の橋です。
3-6-1.現在の旧常磐橋
旧常磐橋は、石造の橋ですが、東日本大震災(2011年)の際、石組みが大きく変形しました。
修復するためには、一旦、全てを解体する必要性が生じました。
解体した石を収集し、組み直したのが、現在の旧常磐橋です。
日本橋川右岸下流側から撮影
Δ写真20.常磐橋の舗装面
日本橋川右岸下流側
日本橋川右岸上流側
3-6-2.東日本大震災(2011年)以前の旧常磐橋
日本橋川左岸下流側から撮影
3-6-3.東日本大震災後(2011年~)の旧常磐橋と江戸城常盤橋門石垣
いったん解体して収集した石は、旧常磐橋の近隣にある神田橋公園に保管されました。
3-6-4.旧常磐橋を「ドボクのラジオ」にて紹介
YouTubeラジオ番組に「ドボクのラジオ」があります。
そこで、修復を担当した人による様子が語られていますので、お聴きください。
2021/5/12 OA 中央エフエム(84.0MHz)
3-6-5.日本橋川常盤橋防災船着場
1998年に、日本橋川常盤橋防災船着場が完成しました。
位置は、日本橋川左岸の旧常磐橋下流側です。
1995年に発生した阪神淡路大震災を教訓として建造されたものです。
旧常磐橋から撮影
日本橋川の対岸(右岸)から撮影
筆者は、当時の千代田区:木村区長から招待され、完成式典(1998年)に参加しました。
常磐橋公園
3-7.渋沢栄一銅像
旧常磐橋、常盤橋門跡を含む常盤橋公園に、2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公である渋沢栄一の立像があります。
渋沢栄一立像の横に案内板がありましたので、その記載内容を引用します。
3-8.日本銀行(にっぽんぎんこう)
旧常磐橋の左岸側に日本銀行があります。
日本銀行は、
・1881年に創設
・1882年に開業
・1896年にこの地に移転
しました。
日本銀行の開業地は、日本橋川の河口付近、左岸の豊海橋と港橋の間になります。
前回の記事でも、日本銀行の創業地を案内していますので、よろしければご覧ください。
日本銀行を後にし、日本橋川を上流へと向かいます。
3-9.日本橋川左岸にある程よい空地
日本橋川左岸の旧常磐橋と新常盤橋の区間に、程よい空き地があります。
ここは、筆者の知る限り、平成5年頃から空き地になっているように思います。
土地の所有者を調べていませんが、日本橋川を表舞台にする空間を演出できる良い土地であると、歩きながらいつも感じます。
空地を後にし、日本橋川を上流へ向かいますと、新常盤橋が現れます。
3-10.日本橋川11番橋:新常盤橋(しんときわばし)
新常盤橋は、日本橋川河口から11番目の橋です。
日本橋川左岸下流側から撮影
(写真の左側に上記の空地が見えます)
新常盤橋を後にしますと、すぐにJR龍閑橋架川橋が現れます。
3-11.日本橋川12番橋:JR龍閑橋架川橋(JRりゅうかんばしかせんきょう)
JR龍閑橋架川橋は、日本橋川河口から12番目の橋です。
新常盤橋から撮影
Δ写真45.JR龍閑橋架川橋
高崎線の電車通過
龍閑さくら橋から撮影
JR龍閑橋架川橋は、JRの大動脈となる橋であり、
・東北・上越新幹線
・山手線
・京浜東北線
・中央線
・高崎線
などの電車が間髪開けずに通過します。
JR龍閑橋架川橋を後にしますと、すぐに竜閑さくら橋が現れます。
3-12.日本橋川13番橋:竜閑さくら橋(りゅうかんさくらばし)
竜閑さくら橋は、日本橋川河口から第13番目の橋です。
また、歩行者専用橋です。
日本橋川左岸上流側から撮影
(山手線の電車が通過)
日本橋川右岸沿いに、竜閑さくら橋から鎌倉橋まで、遊歩道が整備されています。
護岸天端の高さに遊歩道が築かれていますので、水面までの高さはかなりあります。
3-13.日本橋川14番橋:鎌倉橋(かまくらばし)
遊歩道をしばらく上流側へ向けて歩きますと、鎌倉橋が現れます。
鎌倉橋は、日本橋川河口から14番目の橋です。
(護岸上部からツタが生える)
日本橋川右岸護岸沿いに、鎌倉橋から神田橋まで、護岸遊歩道が整備されています。
鎌倉橋を後にし、日本橋川右岸遊歩道を上流へ向かいます。
3-14.日本橋川15番橋:神田橋(かんだばし)
次に現れる橋は、神田橋です。
神田橋は、日本橋川河口から15番目の橋です。
日本橋川右岸下流側から撮影
神田橋の左岸上流側橋詰に「江戸城外堀の石垣」の案内板が立っています。
その記載内容を引用します。
同様に、神田橋橋詰に「神田橋門跡」の案内板が立っています。
その記載内容を引用します。
4.まとめ
以上、日本橋から神田橋まで、日本橋川の右岸・左岸を交互に水辺ウォーキングしました。
特に印象深かったのが、旧常磐橋です。
平成4年頃から、旧常磐橋を見続けています。
個人的には、日本橋よりも旧常磐橋の方が好きです。
東日本大震災で、大きく変形した時「もう駄目かな?」と思いましたが、見事に復活してくれました。
筆者は、平成10年(1998年)頃に旧常磐橋を舞台にして、「薪能」を企画したことがあります。
雨天の際にも、上空は首都高速道路が覆っていますので、屋根代わりになります。
しかし、予算や安全面で断念しました。
今思いますと、無理してでも決行しておけば良かったと後悔しています。
次回の日本橋川ウォーキングは、神田橋から俎橋までを案内します。
よろしければご覧ください。
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6.参考・引用WEBサイト
※1 「TOKYO TORCH」 三菱地所
https://office.mec.co.jp/tokiwabashi/
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