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水辺ウォーキング:水都東京5「リバーループ東京」:神田橋~俎橋

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「水辺ウォーキング:水都東京5」は、神田橋を出発し、日本橋川を上流へ向かい、三崎を目指します。
通過する橋や史跡などを案内しながら進みます。

目次

1.日本橋川ウォーキング:豊海橋→日本橋

神田橋を出発する前に、前々回の「水辺ウォーキング:水都東京3」を振り返ります。
日本橋川河口から日本橋まで歩いた様子を案内しました。

Δ図1.日本橋川ウォーキングルート図
(豊海橋→日本橋)

詳しい内容は、下記の記事をご覧ください。

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2.日本橋川ウォーキング:日本橋→神田橋

日本橋から神田橋まで歩いた様子を案内しました。

図2.日本橋川ウォーキングルート図(日本橋 → 神田橋)
Δ図2.日本橋川ウォーキングルート図
(日本橋 → 神田橋)

詳しい内容は、下記の記事をご覧ください。

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3.日本橋川ウォーキング:神田橋→俎橋ルート図

神田橋を出発し、日本橋川を上流へ向かい、俎橋まで歩くルートは下図の通りです。

図3.日本橋川ウォーキングルート図(神田橋 → 俎橋)
Δ図3.日本橋川ウォーキングルート図
(神田橋 → 俎橋)

4.日本橋川ウォーキング:神田橋を出発

神田橋から俎橋までの区間は、内濠の近くを歩くことになります。

4-1.日本橋川15番橋:神田橋(かんだばし)

出発地点の神田橋です。

神田橋については、前回触れました。
神田橋を後にし、日本橋川左岸を上流へと向かいます。

4-2.日本橋川16番橋:錦橋(にしきばし)

次に現れる橋は、錦橋です。
錦橋は、日本橋川河口から16番目の橋です。

錦橋を左岸から右岸へと渡り、日本橋川右岸を上流へと向かいます。

4-3.日本橋川17番橋:一ツ橋(ひとつばし)

次に現れるのは、一ツ橋です。
一ツ橋は、日本橋から17番目の橋です。

日本橋川右岸に高石垣が残っています。

江戸時代、ここには一橋門があり、そのことを記す案内板が立っています。
記載文を引用します。

一橋門跡

 一橋門は、徳川家が江戸城に入ったころには、すでに架けられており、大きな丸木が一本架けられただけの橋であったことから、この名がつけられたと言われています。
17世紀中頃には、付近に松平伊豆守(まつだいらいずのかみ)の屋敷があったので、伊豆殿橋と呼ばれたこともありました。
なお清水家、田安家と並んで徳川御三卿(ごさんきょう)と称された一橋徳川家の屋敷は1740年(元文5年)から、門内にありました。
 この門の石垣は、1629年(寛永6年)に築造、1873年(明治6年)に撤去されており、現在では川岸にわずかな高石垣だけが残っています。
現在の橋は、1925年(大正14年)に架けられた関東大震災の復興橋梁の一つで、都内に造られた12のラーメン橋台橋の内、唯一当時の姿を今に残すものです。

一ツ橋を右岸から左岸へと渡り、日本橋川左岸を上流へと向かいます。

4-4.日本橋川18番橋:雉子橋(きじばし)

次に現れる橋は、雉子橋です。
雉子橋は、日本橋川河口から18番目の橋です。

「雉子橋門跡」の案内板がありました。

案内板の記載内容を引用します。

雉子橋門跡

家康が朝鮮からの施設をもてなすために雉をこの付近の鳥小屋で飼育したことが橋名の由来です。
1629年(寛永6年)に江戸城外郭門の一つである雉子橋門が築造され、橋が架けられました。
橋は1903年(明治36年)に鉄橋に改架されました。
1923年(大正12年)9月1日の関東大震災で被災したため、1926年(大正15年)に新たに架けられたのが現在の橋です。

また、写真20を見ますと、清水濠(内濠)からの排水口から水が流れ出ていました。
日本橋川は感潮河川(*1)ですが、筆者が見た時は干潮時で水位が下がっていたため、清水濠の水が流れていたと思われます。
満潮時には、排水管を通して清水濠と日本橋川の水位が同じになるのか?不明ですが、調べてみたいと思います。

*1 感潮河川
下流において流速や水位が潮の干満の影響を受けて変動する河川のこと

雉子橋を後にし、日本橋川左岸を上流へ向かいます。

4-5.日本橋川19番橋:宝田橋(たからだはし)

次に現れる橋は、宝田橋です。
宝田橋は、日本橋川河口から19番目の橋です。

宝田橋を左岸から右岸へと渡り、日本橋川右岸を上流へと向かいます。

4-6.日本橋川20番橋:俎橋(まないたばし)

次に現れる橋は、靖国通り上にある俎橋です。
俎橋は、日本橋川河口から20番目の橋です。

5.まとめ

以上、神田橋から俎橋まで、日本橋川の右岸・左岸を交互に水辺ウォーキングしました。

日本橋川の中で、一ツ橋、雉子橋、宝田橋の区間は、内濠に最も近づきます。
内濠が、雉子橋の上流側で日本橋川と繋がっていることを見つけました。
他にもあるのか?興味を持ちました。
筆者なりに調べてみまして、わかったことは報告したいと思います。

次回の日本橋川ウォーキングは、俎橋から日本橋川の始点となる神田川との分岐点まで案内します。
よろしければご覧ください。

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この記事を書いた人

◆有限会社エクセイト研究所◆

職務:代表取締役
業務:不動産コンサルタント
   不動産投資(大家業)
   不動産ライター・ブロガー
資格:一級建築士
   1級土木施工管理技士
   宅地建物取引士
   測量士
   定借アドバイザー
   マスタースキューバダイバー
認定:プロクラウドワーカー
   認定ランサーズ
趣味:カヤック一人旅
   水辺ウォーキング
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   メタバース:まちづくり
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