「水辺ウォーキング:水都東京9」は、万世橋を出発し、神田川を下流へ向かい、神田川河口を目指します。
通過する橋や史跡などを案内しながら進みます。
なお、「リバーループ東京」については、下記の記事をご覧ください。

1.神田川ウォーキング:神田川・日本橋川分岐部→御茶の水橋
前回までの神田川ウォーキングを振り返ります。
神田川・日本橋川分岐部から御茶の水橋までのルート図は下図の通りです

(神田川・日本橋川分岐部 → 御茶の水橋)
詳しい内容は、下記の記事をご覧ください。

2.神田川ウォーキング:御茶の水橋→万世橋
御茶の水橋から万世橋までのルート図は、下図の通りです。

(御茶の水橋 → 万世橋)
詳しい内容は、下記の記事をご覧ください。

3.神田川ウォーキング:万世橋→神田川河口
今回の「水辺ウォーキング:水都東京9」は、万世橋を出発し、神田川を下流へ向かい、神田川河口を目指します。
3-1.万世橋→神田川河口ルート図
万世橋から神田川河口までのルート図は、下図の通りです。

(万世橋 → 神田川河口)
3-2.神田川第9番橋:万世橋(まんせいばし)
神田川・日本橋川分岐点から9番目の橋は、万世橋です。

神田川右岸上流側から撮影

万世橋を後にし、神田川右岸を下流へと向かいます。
3-3.神田川第10番橋:JR神田川架川橋(JRかんだがわかせんきょう)
次に現れる橋は、JR神田川架川橋です。
JR神田川架川橋は、
・東北・上越新幹線
・京浜東北線
・高崎線
・山手線
が通過します。

万世橋から撮影

神田川右岸下流側から撮影
3-4.神田川第11番橋:神田ふれあい橋(かんだふれあいばし)
神田川・日本橋川分岐点から11番目の橋は、「神田ふれあい橋」で歩道橋です。

神田川右岸下流側から撮影



3-5.柳森神社(やなぎもりじんじゃ)
神田ふれあい橋の神田川右岸下流側に、柳森神社があります。

神田ふれあい橋から撮影

柳森神社は、室町時代に太田道灌が江戸城の鬼門除けとして、多くの柳をこの地に植え、京都の伏見稲荷を歓請したことに由来する神社です。
また、おたぬき様と呼ばれる親子狸のお守りは、勝負事や立身出世、金運向上にご利益があると信奉されています。(※1)


「おたぬきさん」の案内板が立てられていましたので、記載文を引用します。
3-6.神田川第12番橋:和泉橋(いずみはし)
神田川・日本橋川分岐点から12番目の橋は、和泉橋です。

神田川左岸上流側から撮影



3-7.防災船着場
神田川左岸、和泉橋の上流側に防災船着場があります。

和泉橋から撮影

親水テラスから撮影
防災船着場に面して、和泉橋左岸上流側橋詰が親水テラスになっています。


親水テラスに、「柳原土手跡と和泉橋」という案内板が立っていましたので、記載文を引用します。
防災船着場を後にし、神田川右岸を下流へ向かいます。
3-8.神田川第13番橋:美倉橋(みくらはし)
神田川・日本橋川分岐点から13番目の橋は、美倉橋です。

神田川右岸下流側から撮影



美倉橋を後にし、神田川右岸を下流へ向かいます。
3-9.神田川第14番橋:左衛門橋(さえもんはし)
次に現れる橋は、左衛門橋です。

美倉橋から撮影



左衛門橋から神田川下流側の両岸に、屋形船が停泊します。
左衛門橋を右岸から左岸へと渡り、神田川左岸を下流へと向かいます。
3-10.神田川第15番橋:浅草橋(あさくさはし)
神田川・日本橋川分岐点から15番目の橋は、浅草橋です。

神田川左岸上流側から撮影



浅草橋を挟んで、上流側・下流側に、屋形船が密集して停泊します。
浅草橋を左岸から右岸へと渡り、神田川右岸を下流へと向かいます。
3-10-1.浅草橋周辺の船宿
浅草橋周辺には、多くの船宿が建ち並びます。


3-10-2.カヤックから屋形船を撮影
筆者はカヤックを漕ぎます。
過去に「リバーループ東京」を形成する神田川・日本橋川・隅田川を一周したことがあります。
カヤックから撮影した屋形船の写真を挙げます。

浅草橋の下をカヤックにて通過

カヤック上から撮影
なお、「カヤック一人旅」については、下記の記事をご覧ください。

3-11.神田川第16番橋:柳橋(やなぎばし)
次に現れる橋は、神田川河口にある柳橋です。

神田川右岸上流側から撮影



3-11-1.柳橋周辺の船宿
浅草橋同様に、柳橋周辺にも船宿が多く立地します。
江戸時代からの慣習であり、利権となっています。


3-11-2.柳橋案内板
柳橋の案内板が二つ並列して立てられています。


二つの案内板の記載文を引用します。
3-11-2.猪狩達夫作「柳橋の舟溜り」
友人である都市環境プランナー(画家)の猪狩達夫氏が、「旧万世橋駅跡」に関連した絵画を描かれていますので掲載します。

猪狩達夫作

猪狩達夫作
なお、ギャラリー猪狩達夫「神田川の風景」については、下記の記事をご覧ください。

また、柳橋を舞台にした時代小説「柳橋の桜」(佐伯泰英著)については、下記の記事をご覧ください。

3-12.神田川河口(かんだがわかこう)
今回のゴール地点となる神田川河口です。

前方は両国橋

両国橋から撮影
写真44にレンガ色の建物が、神田川河口に建っています。
この建物内にある料亭におきまして、日本相撲協会による横綱審査委員会が開催されるみたいです。
この建物は、神田川にも隅田川にも面しています。
隅田川の対岸は、両国国技館のある両国ですからね!
「リバーループ東京」における「神田川ウォーキング」は、以上で終了です。
4.まとめ
以上、万世橋から神田川河口まで神田川沿いを水辺ウォーキングしました。
神田川には、140の橋が架かるそうです。
今回3回に分けて紹介した神田川ウォーキング(神田川・日本橋川分岐点~神田川河口)では、計16の橋を見学しました。
また、日本橋川ウォーキング(神田川・日本橋川分岐点~日本橋川河口)では、計27の橋を見学しました。
さらに、亀島川ウォーキング(日本橋川・亀島川分岐点~亀島川河口)では、計5の橋を見学しました。
合計48の橋を見学したことになります。
ということは、残り90以上の橋が、神田川・日本橋川分岐点よりも上流にあることになります。
近日中に、神田川源流のある井之頭公園から神田川河口まで歩き、全ての橋を見学したいです。
次回は、神田川河口から日本橋川河口まで、隅田川右岸を歩きます。
水辺ウォーキング:水都東京:「リバーループ東京」の最終回となります。

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防災に関するお役立ち情報を案内します。
ご活用ください。
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6.参考・引用Webサイト
※1 「柳森神社」
東京都神社庁
http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/chiyoda/5543/
7.水辺プロデュース関連記事






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