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水辺ウォーキング:水都東京7「リバーループ東京」:神田川・日本橋川分岐部~御茶ノ水橋

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「水辺ウォーキング:水都東京7」は、神田川・日本橋川分岐部を出発し、神田川を下流へ向かい、御茶ノ水橋を目指します。
通過する橋や史跡などを案内しながら進みます。

なお、「リバーループ東京」については、下記の記事をご覧ください。

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目次

1.日本橋川ウォーキング:日本橋川河口→神田川分岐部

前回までの日本橋川ウォーキングを振り返ります。

1-1.日本橋川ウォーキング:豊海橋→日本橋

日本橋川河口にある豊海橋から日本橋まで歩いたルート図は、下図の通りです。

図1.日本橋川ウォーキングルート図(豊海橋→日本橋)
Δ図1.日本橋川ウォーキングルート図
(豊海橋→日本橋)

詳しい内容は、下記の記事をご覧ください。

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1-2.日本橋川ウォーキング:日本橋→神田橋

日本橋から神田橋まで歩いたルート図は、下図の通りです。

図2.日本橋川ウォーキングルート図(日本橋 → 神田橋)
Δ図2.日本橋川ウォーキングルート図
(日本橋 → 神田橋)

詳しい内容は、下記の記事をご覧ください。

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1-3.日本橋川ウォーキング:神田橋→俎橋

神田橋から俎橋まで歩いたルート図は、下図の通りです。

図3.日本橋川ウォーキングルート図(神田橋 → 俎橋)
Δ図3.日本橋川ウォーキングルート図
(神田橋 → 俎橋)

詳しい内容は、下記の記事をご覧ください。

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1-4.日本橋川ウォーキング:俎橋→神田川分岐部

俎橋から神田川分岐部まで歩いたルート図は、下図の通りです。

図4.日本橋川ウォーキングルート図
(俎橋 → 神田川分岐部)
Δ図4.日本橋川ウォーキングルート図
(俎橋 → 神田川分岐部)

詳しい内容は、下記の記事をご覧ください。

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2.神田川ウォーキング:神田川・日本橋川分岐部~御茶ノ水橋

今回の「水辺ウォーキング:水都東京7」は、神田川・日本橋川分岐部を出発し、神田川を下流へ向かい、御茶ノ水橋を目指します。

2-1.神田川・日本橋川分岐部→聖橋ルート図

神田川・日本橋川分岐部から御茶の水橋までのルート図は下図の通りです

図5.神田川ウォーキングルート図(神田川・日本橋川分岐部 → 御茶の水橋)
Δ図5.神田川ウォーキングルート図
(神田川・日本橋川分岐部 → 御茶の水橋)

2-2.神田川・日本橋川分岐部

出発地点の神田川・日本橋川分岐部です。

2-2-1.神田川上流側

2-2-2.神田川下流側

筆者はカヤックを漕ぎます。
過去に「リバーループ東京」を形成する神田川・日本橋川・隅田川を一周したことがあります。
神田川・日本橋川分岐部をカヤックにて通過した際、水面から撮影した写真を挙げます。

なお、「カヤック一人旅」については、下記の記事をご覧ください。

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2-3.小石川橋(こいしかわばし)

分岐部から神田川の少し上流側に、小石川橋があります。
写真1に写っている橋が、小石川橋です。

小石川橋の近くに、小石川門跡の案内板が設置されていました。
その案内板の記載文を引用します。

小石川門跡

江戸城外郭門のひとつ。
小石川門は、1636年(寛永13年)岡山藩(現在の岡山県)藩主池田光政によって築造されました。

明治維新後、桝形石垣は1872年(明治5年)に取り壊され、その石材を利用して1877年(明治10年)に日本橋川下流の常磐橋の石橋が建造されました。
江戸座代の橋は門とともに架けられ、城門撤去とともに木橋が架け直されました。
1895年(明治28年)に甲武鉄道飯田町駅が近くにできると、橋も修繕されました。
この橋は、関東大震災で被災し、1927年(昭和2年)に鋼橋に架け替えられましたが、老朽化のため2012年(平成24年)に改修されました。

写真6では、日本橋川分岐部にある三崎橋が見えます。(右側)
また、神田川の下流に後楽橋が見えます(左側)

写真7では、水道橋分水路の排水口が見えます。(右側)
また、首都高速道路が、日本橋川から神田川上空を覆うように架けられている様子が見えます。(左側から中央)

2-4.三崎町不燃ごみ船舶中継所

神田川・日本橋川分岐部の神田川下流右岸に、三崎町不燃ごみ船舶中継所があります。

東京23区の不燃ごみは、
 ・中防不燃ごみ処理センター
 ・京浜島不燃ごみ処理センター
に搬入されます。

どちらの施設も臨海部にあるため、一部の区では
 ・陸上中継所
 ・船舶中継所
を設置し、コンテナ車や船舶に積み替えて中継輸送します。(※1)

写真8・9は、過去に撮影したものです。
「だるま船」と呼ばれるゴミ運搬船が、神田川河口から三崎町不燃ごみ船舶中継所まで航行します。
神田川・日本橋川分岐部で方向転換し、神田川右岸にある船舶中継所に横付けします。
ゴミ運搬車が運んできた不燃ごみを「だるま船」に積み替え(落し)、満載されれば神田川を下っていきます。

2-5.神田川第1番橋:後楽橋(こうらくばし)

神田川・日本橋川分岐部から1番目の橋は、後楽橋です。

2-6.神田川第2番橋:後楽園ブリッジ

後楽橋のすぐ下流側に隣接して、歩道橋である後楽園ブリッジが架かります。

後楽園ブリッジを後にし、神田川右岸を下流へ向かいます。

2-7.JR水道橋駅

神田川右岸、後楽園ブリッジと水道橋との間に、JR中央線・総武線の水道橋駅があります。

写真20.JR水道橋駅西口
Δ写真20.JR水道橋駅西口

2-8.神田川第3番橋:水道橋(すいどうばし)

JR水道橋駅東口を出ますと、水道橋が現れます。

神田川左岸、水道橋の下流側に水道橋分水路の排水口が見えます。(写真23)

上記「2-4.三崎町不燃ごみ船舶中継所」において「だるま船」を案内しました。
「だるま船」がゴミを満載して、水道橋を挟んで神田川を下ってくる様子を、過去に撮影しました。

水道橋を右岸から左岸へと渡り、神田川左岸を下流へ向かいます。

2-9.神田上水(かんだじょうすい)

神田川左岸をしばらく歩きますと、
 ・神田上水
 ・神田川分水路
の案内板があります。

「神田上水」案内板の記載文を引用しますと、

神田上水

神田上水は、井之頭池の湧水を水源とする江戸時代初期につくられた日本最古の都市水道です。
文京区関口に設けて上水を取り入れ、小日向台下を通り小石川後楽園の中をぬけ、水道橋の東側で神田川を掛樋でわたし、神田・日本橋方面に給水されていた。

また、
 ・お茶の水分水路
 ・神田上水懸樋(掛樋)跡
の石碑も設置されていました。

「神田上水懸樋(掛樋)跡」石碑の記載文を引用します。

神田上水懸樋(掛樋)跡

江戸時代、神田川に木製の樋を架け、神田上水の水を通し、神田、日本橋方面に給水していました。
明治34年(1901年)まで、江戸・東京市民に飲み水を供給し続け、日本最古の都市水道として、大きな役割を果たしまし掛樋
この樋は、懸樋(掛樋)(かけひ)と呼ばれ、この辺りに架けられていました。
この絵は、江戸時代に描かれたもので、この辺りののどかな風情が感じられます。


平成八年三月  東京都、文京区

しばらく、神田川左岸を歩きますと、神田川が渓谷の中を流れるようになります。

写真33.渓谷の中を流れる神田川
Δ写真33.渓谷の中を流れる神田川

この様な風景は、他の大都市では見られません。

2-10.神田川第4番橋:御茶の水橋(おちゃのみずばし)

神田川・日本橋川分岐点から4番目の橋は、御茶の水橋です。
 ・御茶の水橋
 ・神田川右岸(御茶ノ水駅の下部)
のメンテナンス工事が行われ、橋が囲いで覆われていました。

過去に御茶の水橋を撮影した写真を掲載します。

写真36を見ますと、神田川左岸に水辺遊歩道をすぐにでも設置できそうな感じがします。

3.まとめ

以上、神田川・日本橋川分岐部から御茶の水橋まで、神田川の右岸・左岸を交互に水辺ウォーキングしました。

神田川は、江戸時代において人工的に造られた川です。
水道橋から御茶の水橋までの区間を歩きますと、山を掘削して造られたことがよくわかります。
と同時に、神田川周辺は、かなり起伏にとんだ地形であることもわかります。

一方、江戸時代において神田川の掘削工事に松尾芭蕉が現場監督として関わっていたとも言われています。
その真意は不明ですが、
 ・江戸の人口を支える飲料水の確保
 ・洪水対策
 ・外敵から江戸を守る外濠
としての役割を担うために、多くの人が工事に携わったことは間違いないです。

現在では、都市の風景として欠かせない存在の神田川です。
望むことならば、川の高い護岸の上ではなく、水面に近い水辺遊歩道を歩きたいものです。

「水辺ウォーキング:水都東京8」は、御茶の水橋から万世橋まで歩きます。

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5.参考・引用Webサイト

※1 「ごみの収集・運搬」
    東京二十三区清掃一部事務組合

https://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/somu/koho/shiro/shushu/index.html

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この記事を書いた人

◆有限会社エクセイト研究所◆

職務:代表取締役
業務:不動産コンサルタント
   不動産投資(大家業)
   不動産ライター・ブロガー
資格:一級建築士
   1級土木施工管理技士
   宅地建物取引士
   測量士
   定借アドバイザー
   マスタースキューバダイバー
認定:プロクラウドワーカー
   認定ランサーズ
趣味:カヤック一人旅
   水辺ウォーキング
   スキューバダイビング
   メタバース:まちづくり
   サックス:JPOP、JAZZ
   

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