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水辺ウォーキング:水都東京10「リバーループ東京」:神田川河口~日本橋川河口

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「水辺ウォーキング:水都東京10」は、神田川河口を出発し、神田川を下流へ向かい、日本橋川河口を目指します。
通過する橋や史跡などを案内しながら進みます。

なお、「リバーループ東京」については、下記の記事をご覧ください。

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目次

1.神田川ウォーキング

前回までの神田川ウォーキングを振り返ります。

1ー1.神田川ウォーキング:神田川・日本橋川分岐部→御茶の水橋

神田川・日本橋川分岐部から御茶の水橋までのルート図は下図の通りです。

図1.神田川ウォーキングルート図(神田川・日本橋川分岐部 → 御茶の水橋)
Δ図1.神田川ウォーキングルート図
(神田川・日本橋川分岐部 → 御茶の水橋)

詳しい内容は、下記の記事をご覧ください。

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1-2.神田川ウォーキング:御茶の水橋→万世橋

御茶の水橋から万世橋までのルート図は、下図の通りです。

図2.神田川ウォーキングルート図(御茶の水橋 → 万世橋)
Δ図2.神田川ウォーキングルート図
(御茶の水橋 → 万世橋)

詳しい内容は、下記の記事をご覧ください。

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1-3.神田川ウォーキング:万世橋~神田川河口

万世橋から神田川河口までのルート図は、下図の通りです。

Δ図3.神田川ウォーキングルート図
(万世橋 → 神田川河口)

2.隅田川ウォーキング:神田川河口→日本橋川河口

今回の「水辺ウォーキング:水都東京10」は、神田川河口を出発し、隅田川を下流へ向かい、日本橋川河口を目指します。

2-1.神田川河口→日本橋川河口ルート図

神田川河口から日本橋川河口までのルート図は、下図の通りです。

図4.隅田川ウォーキングルート図(神田川河口 → 日本橋川河口)
Δ図4.隅田川ウォーキングルート図
(神田川河口 → 日本橋川河口)

2-2.神田川河口

今回のスタート地点である神田川河口です。

神田川は、東京都武蔵野市にある井之頭池が源流になり、隅田川右岸へと注ぎ込みます。(写真1)

神田川河口にある橋は、柳橋です。
柳橋のすぐ下流側に、屋形船が停泊していました。(写真2)

近日中に、「水辺ウォーキング:水都東京「神田川」」も実施します。

神田川河口を後にし、隅田川右岸を下流へ向かいます。

2-3.隅田川第1橋:両国橋(りょうごくばし)

神田川河口から1番目の橋は、両国橋です。
ちなみに、隅田川始点となる岩淵水門から27番目の橋です。

両国橋の橋名の由来は、江戸時代に「武蔵」と「下総」の2つの国を結ぶという理由です。

両国橋を後にし、下流へ向かいます。

両国橋を後にし、隅田川右岸を下流へ向かいます。

2-4.隅田川第2橋:首都高速6号線隅田川橋梁(しゅとこうそく6ごうせんすみだがわきょうりょう)

次に現れる橋は、首都高速6号線隅田川橋梁です。
首都高速6号線は、隅田川左岸沿いを通っていましたが、この隅田川橋梁からは、隅田川右岸沿いを通ります。

首都高速6号線隅田川橋梁を後にし、隅田川右岸を下流へ向かいます。

2-5.隅田川第3橋:新大橋(しんおおはし)

神田川河口から3番目の橋は、新大橋です。

新大橋を後にし、隅田川右岸を下流へ向かいます。

2-6.小名木川河口(おなぎがわかこう)

次に現れるのは、小名木川河口です。

小名木川河口に架かる橋は、萬年橋です。
小名木川は、荒川へと通じています。

小名木川河口を後にし下流へ向かいます。

2-7.隅田川第4橋:清洲橋(きよすばし)

2-7-1.清洲橋案内石碑

清洲橋は、重要本家財に指定されています。
そのことを表す石碑が設置されていました。
記載文を引用します。

日本国重要文化財

清洲橋
      東京都知事 石原慎太郎

【諸   元】
 橋 長:186.2m
幅 員: 25.9m
上部工:鋼製三径間補剛吊橋
【所 有 者】
東京都
【指定年月日】
平成19年6月18日指定(建第2500号)
【指定の意義】
清洲橋は、関東大震災復興事業によって建造された昭和3年(1928年)3月に竣工した。
清洲橋の特筆すべき点として、上部構造は日本国内では珍しい橋端部に水平力の及ばない自碇式連続補剛吊橋で塔柱から吊るされた吊鎖を橋端部において主桁と連結し、主桁は左右の橋台に碇着し全支間にわたって等間隔に配された吊材で吊鎖と主桁を繋ぐ構造である。
放物線状の優美な外観の吊鎖は、高張力マンガン鋼のデュコール鋼を吊鎖に用いるなど、洗練された造形によって、力学的合理性に基づく近代的橋梁美を実現した橋梁である。
下部構造は鉄筋コンクリート造で固定式空気潜函工法を用いた橋脚と、締切工法による橋台二基からなる。
建造工事は、内務省復興局が施工し、後に東京都に引き継がれた。
設計者は、内務省復興局土木部長太田圓三及び同技師田中豊の指導のもと、同技師鈴木清一らである。

2-7-2.カヤックから清洲橋を撮影

筆者はカヤックを漕ぎます。
過去に「リバーループ東京」を形成する神田川・日本橋川・隅田川を一周したことがあります。
カヤックから撮影した清洲橋の写真を挙げます。

なお、「カヤック一人旅」については、下記の記事をご覧ください。

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2-7-3.猪狩達夫作「清洲橋」

友人である都市環境プランナー(画家)の猪狩達夫氏が、清洲橋の絵画を描かれていますので掲載します。

なお、ギャラリー猪狩達夫「隅田川の風景」については、下記の記事をご覧ください。

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清洲橋を後にし、隅田川右岸を下流へ向かいます。

2-8.隅田川第5橋:隅田川大橋(すみだがわおおはし)

次に現れるのは、隅田川大橋です。

隅田川大橋は、街路と首都高速9号線と構造が一体になっています。
街路は片側2車線に幅の広い歩道があります。

隅田川大橋を後にし、隅田川右岸を下流へ向かいます。

隅田川大橋から日本橋川河口までの区間は、スーパー堤防となっています。

なお、筆者は隅田川・荒川の洪水対策として、荒川地下河川(第2放水路)建設を2019年から各地で提言しています。
その内容につきましては、下記の記事をご覧ください。

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また、隅田川などを中心とした東京東部低地帯の治水対策については、下記の記事をご覧ください。

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2-9.日本橋川河口(にほんばしがわかこう)

次に現れるのは、今回のゴール地点となる日本橋川河口です。
と同時に、「リバーループ東京」水辺ウォーキングのゴール地点でもあります。

日本橋川は、神田川から分かれて隅田川右岸に注ぐ川です。
日本橋川の特徴は、大半を首都高速道路で覆われていることです。
日本橋川の河口に豊海橋があります。

筆者の東京での活動拠点は、
・日本橋川・亀島川・隅田川で囲まれた「霊岸島」
・日本橋川・神田川・隅田川で囲まれた「リバーループ東京」
という地域です。

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霊岸島においては、「バーチャル霊岸島」構想を打ち出し、亀島川を中心としたバーチャル空間の制作に取り組んでいます。

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3.まとめ

以上、隅田川右岸を神田川河口から日本橋川河口まで歩きました。

この区間は、隅田川の名橋である
 ・両国橋
 ・新大橋
 ・清洲橋
 ・隅田川大橋
 ・永代橋
が、ずらりと並びます。

隅田川の中でも、一番見どころのあるウォーキングコースとなっています。
東京都観光汽船をはじめとした多くの観光船が、行き交います。
隅田川テラスも整備されており、散歩・ジョギングを楽しむ人も多くいます。
隅田川の中で、最も川に親しまれている区間です。

「リバーループ東京」が、もっと生き生きとした水辺空間になるには、隅田川テラスに接続される形式で、
 ・神田川
 ・日本橋川
 ・亀島川
の両岸に水辺遊歩道が設置されることであると、筆者は考えます。
それらが整備されますと、「水都東京」としての自覚が、都民にもっと浸透すると思われます。

筆者は東京都民ではありませんが、水都東京を愛する一人として、水辺遊歩道の設置を今後も啓発していきます。

隅田川ウォーキング開始

次は、「隅田川ウォーキング」を始めることにしました。
隅田川始点となる岩淵水門から河口にある築地大橋まで歩きます。
よろしければご覧ください。

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4.お役立ち情報案内

防災に関するお役立ち情報を案内します。
ご活用ください。

4-1.防災士5名在籍!設立10周年。安全と安心と減災を。防災用品専門店【ピースアップ】

防災士が監修した
 ・防災セット・非常食セット
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を含め 約2,000種類の商品を用意しています。



4-2.【ポータブル電源】アウトドアや防災に活躍!大容量でコンセント使用可能なJackeryポータブル電源

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この記事を書いた人

◆有限会社エクセイト研究所◆

職務:代表取締役
業務:不動産コンサルタント
   不動産投資(大家業)
   不動産ライター・ブロガー
資格:一級建築士
   1級土木施工管理技士
   宅地建物取引士
   測量士
   定借アドバイザー
   マスタースキューバダイバー
認定:プロクラウドワーカー
   認定ランサーズ
趣味:カヤック一人旅
   水辺ウォーキング
   スキューバダイビング
   メタバース:まちづくり
   サックス:JPOP、JAZZ
   

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