前回の「メタバース観光:クラスターワールド3選01」では、海辺の風景や居酒屋を案内しました。

今回の「メタバース観光:クラスターワールド3選02」では、実際にある街をバーチャルで表現したクラスターワールドを3つ紹介します。
- バーチャル渋谷
- バーチャル原宿
- バーチャル大阪
です。
実は、この3つのワールドは、「バーチャル渋谷」を介してお互いに行き来できるワープゾーンがあり、繋がっています。
筆者が、ワールド内で撮影してきた写真にて案内します。
1.「バーチャル渋谷」

(出所:cluster)※1
「バーチャル渋谷」は、渋谷区公認の配信プラットフォームです。
バーチャルイベントプラットフォーム「cluster」から、スマホ・PC・VRゴーグルで利用可能です。
2020年5月、
・KDDI
・渋谷未来デザイン
・渋谷区観光協会
を中心とする参画企業(73社 *2021年12月時点)で組成する「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」のよる立ち上げ以降、可動エリアを広げながら、様々なイベントが開催されました。

(出所:渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト)※2
1-1.ワールドの概念
「渋谷はいま、デジタル空間上に「もう一つの渋谷」をつくろうとしている。
環境とデジタル。
2つの渋谷をつなげ、新たな文化を発信していくために」
auと渋谷が共に、デジタル都市構想を立ち上げます。
1-2.「バーチャル渋谷」エリアマップ
バーチャル渋谷のエリア範囲は下図の通りです。

(出所:バーチャル渋谷)※1
1-3.「バーチャル渋谷」:体験ビデオ
バーチャル渋谷の中を歩く様子がわかります。
時間帯は、夜間の設定です。
(出所:バーチャル渋谷)※1
1-4.これまで行われてきたイベント
2020年にオープンして以来、「ハロウィーンフェス」など、大規模なイベントが開催されました。

(出所:バーチャル渋谷)※1
1-5.ポイント写真
バーチャル渋谷内の主な箇所を撮影しましたので案内します。
1-5-1.スクランブル交差点
バーチャル渋谷に入りますと、渋谷駅前スクランブル交差点に立ちます。(写真1)
後ろを振り返りますと、JR渋谷駅があります。(写真2)


1-5-2.「109」
スクランブル交差点から「109」へ向かいます。(写真3)
「109」に近づくにつれ、「渋谷に来たんだなあ」と実感させられます。(写真4)
ちなみに「109」の建物の中に入ろうとしましたが、入れませんでした。
とにかく歩いていますと、「au5G」の看板が、やたら目立ちます。
「看板規制をした方が良いのでは?」と思ってしまいます。


振り返り、渋谷駅の方向へ戻ります。
1-5-3.「バーチャル原宿」「バーチャル大阪」の入口
スクランブル交差点まで戻りますと、
・正面にバーチャル原宿の入口
・右手にバーチャル大阪の入口
が現れます。
バーチャル渋谷とバーチャル原宿・大坂はお互いに繋がっています。

「バーチャル原宿」と「バーチャル大阪」の入口あり
スクランブル交差点から「MODI」方向へ向かいます。

「MODI」方向を見る

1-5-4.「MODI」
入口を突き抜けると、MODI前に出ます。


1-5-5.「バーチャル原宿」へ
「MODI」の横、[TOWER RECORDS」前に、「バーチャル原宿入口」がありましたので、突き抜けて「バーチャル原宿」へと向かいます。


2.「バーチャル原宿」

(出所:バーチャル原宿)※3
「バーチャル原宿」は、2021年5月25日にオープンしました。
バーチャルイベントプラットフォーム「cluster」から、スマホ・PC・VRゴーグルで利用可能です。
「バーチャル渋谷」は、夜間の光景で、ライトがまばゆい演出でした。
「バーチャル渋谷」は、昼間の光景で、赤紫の円形状の看板が目につきます。
2-1.ワールドの概念
次世代のPOPが生まれる街
「バーチャル原宿」誕生
これまでのハラジュクカルチャーと
最先端テクノロジーがミックス
あたらしいポップカルチャーが、
この場所からPON PONふくらみ、ふみだす!
アート、ファッション、アニメ、音楽
あらゆる文化を受け入れる
「バーチャル原宿」で
あなたのスキに、出会おう!
2-2.「バーチャル原宿」:マップ
「バーチャル原宿」の範囲は、下図の通りです。

(出所:バーチャル原宿)※3
2-3.「バーチャル原宿」:イメージ動画
ポップなイメージ動画をご覧ください。
(出所:バーチャル原宿)※3
2-4.ポイント写真
「バーチャル原宿」内の主な箇所を撮影しましたので案内します。
2-4-1.明治通り
「バーチャル原宿」に入りますと、明治通りに立ちます。
東急プラザを目の前にして立ちます。
右側を見ますと、交差点になります。


2-4-2.「LAFORE」
「バーチャル渋谷」の「109」に相当する建物が、「バーチャル原宿」では、「LAFORE」に相当すると考えられます。
広い交差点に面して、様々なイベントを催すことができる設定となっています。


2-4-3.交差点の真ん中で記念撮影
せっかくなので、交差点の真ん中で、記念撮影をすることにしました。
写っているジーンズ姿のアバターは私です。(写真17)


Δ写真17.明治通り交差点にて撮影
写真17に写っているアバターは、筆者のものです。
2-4-4.また「バーチャル渋谷」へ
「バーチャル原宿」から「バーチャル渋谷」へ行くワープゾーンはあります。(写真19)
しかし、「バーチャル大阪」へ行くワープゾーンはありませんので、いったん「バーチャル渋谷」へ戻ります。
「バーチャル渋谷」から「バーチャル大阪」へ移動します。


3.「バーチャル大阪」

(出所:バーチャル大阪)※4
「バーチャル大阪」は、2021年12月にプレオープンし、2022年2月28日に本格オープンしました。
バーチャルイベントプラットフォーム「cluster」から、スマホ・PC・VRゴーグルで利用可能です。
3-1.「バーチャル大阪」の概念
大阪の魅力を創造・発信する、新しい “大阪”
バーチャル大阪のテーマは、 “City of Emergence” (創発する都市)。
年齢や性別、国籍を超えた、様々なバックグラウンドを持った人が集まり、一人一人の新たな体験や表現を通じて、大阪の魅力を創造、発信することをめざします。
その取組みはバーチャルの世界にとどまらず、リアルの都市・大阪とも互いに影響しながら、大阪に新しい魅力をもたらし、より良い変化を促していきます。
2025年大阪・関西万博に向けて、そして、もっと先の未来まで、世界に大阪の魅力、日本の魅力を発信する場であり続けるために。
バーチャル大阪はユーザとともにエリアやコンテンツを随時アップデートしながら、全世界に向けて新しい都市体験を提案していきます。
3-2.「バーチャル大阪」エリア
「バーチャル大阪」のエリアは、下図の通りです。

(出所:「バーチャル大阪」)※4
「バーチャル大阪」のエリアとして、
・エントランス
・新市街エリア
・大阪府・大阪市コンテンツ
があります。
3-2-1.エントランス

(出所:「バーチャル大阪」)※4
「バーチャル大阪」に入りますと、目の前に「太陽の塔」がそびえ立ちます。
3-2-2.新市街エリア

(出所:「バーチャル大阪」)※4
大阪ならではの空間や、大阪市内の代表的なランドマークが配置されています。
例えば、
・道頓堀川に架かる戎橋周辺
・大阪城
・海遊館(大坂水族館)
・梅田スカイビル(積水ハウス)
などです。
3-2-3.大阪府大阪市コンテンツ

(出所:「バーチャル大阪」)※4
大阪・関西万博に出展する大阪パビリオンのPRを行います。
また、大阪府・大阪市が発信する様々な情報が掲載されることもあります。
ここで、大阪パビリオン建物外観動画を掲載します。
(出所:2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会)
ちなみに、1970年にも大阪万博は開催されました。
そのダイジェスト動画も掲載します。
(出所:バーチャル大阪)※4
3-3.ポイント写真
「バーチャル大阪」内の主な箇所を撮影しましたので案内します。
3-3-1.エントランス
「バーチャル大阪」に入りますと、目の前に「太陽の塔」が立ちはだかります。
また、人工池の上に立っていることに気づきます。


人工池上に
・「新市街エリア」入口
・「大阪府・大阪市コンテンツ」入口
・「バーチャル渋谷」ワープゾーン
があります。


Δ写真23.「大阪府・大阪市コンテンツ」入口
先ずは、「新市街エリア」へ行ってみることにします。
3-3-2.新市街エリア
新市街エリアに入りますと、道頓堀川に架かる戎橋の上にいます。
「とんぼりリバーウォーク」も再現されています。(写真24)
左手を見ますと、大阪城が建っています。(写真25)


なお、「とんぼりリバーウォーク」の詳しい内容につきましては、下記の記事をご覧ください。

◆戎橋筋商店街◆
右手を見ますと、戎橋筋商店街が、再現されています。(写真26)
せっかくなので、戎橋の上で記念撮影をしました。(写真27)


写真27に写っているアバターは、筆者のものです。
◆とんぼりリバーウォーク◆
戎橋から階段で「とんぼりリバーウォーク」に降りることができます。
また、右岸・左岸共に、「とんぼりリバーウォーク」を歩くことができます。
「よくできているなあ!」


* 右岸:川の上流から下流を見て右側の河岸
左岸:川の上流川下流をを見て左側の河岸
「とんぼりリバーウォーク」を歩きながら、戎橋の下をくぐることもできます。


戎橋の上へ移動し、大阪城へ向かうとします。
◆大阪城◆
「新市街」と書かれた看板の下を通り抜けますと、広場を中心として大阪の名所が建ち並びます。


◆梅田スカイビル◆
後ろを振り返りますと、梅田スカイビルの下をくぐってきたことがわかりました。(写真35)


◆海遊館◆
大阪城の隣には、海遊館(大阪水族館)が建っています。
せっかくなので、大阪城と海遊館を背にして、記念撮影しました。


3-3ー3.大阪府・大阪市コンテンツ
このエリアには、2025大阪国際博覧会にて建設予定の「大阪パビリオン」の紹介が成されています。
スクリーンに、大阪府・大阪市の取組が、映し出されます。


大阪パビリオンのコンセプトは、「REBORN」(写真40)


Δ写真41.大阪場ビリオンのイメージ
特に、高齢化社会を見据えて、健康、医療、美容といった分野の紹介されていました。(写真42)
また、大阪の文化である「お笑い」「グルメ」なども紹介されました。(写真43)


さらに、現在の道頓堀川沿いや通天閣を中心とした大阪独特の街並みも紹介されました。


4.まとめ
以上、
- バーチャル渋谷
- バーチャル原宿
- バーチャル大阪
について、ワールド内で撮影した写真を中心として案内しました。
それぞれのワールドは、今後益々コンテンツが充実していくと思われます。
また、イベント開催の頻度も上がると考えられます。
渋谷・原宿・大阪以外にも、筆者の知るところでは、秋葉原や丸の内、六本木などのバーチャル空間が、続々と誕生しています。
なお、「バーチャル霊岸島」構想については、下記の記事をご覧ください。

5.お役立ち情報案内
ネットビジネスに関する情報案内です。
ご活用ください。
5-1.憧れのVTuberに今すぐなれる【nizimaLIVE】
◆サービス概要◆
nizima LIVEは、アバターと自分の顔をカメラで同期して、表情をLive2Dモデルに反映できるLive2D公式アプリです。
合計10体の高品質なLive2Dモデルをサンプルモデルとして実装し、オリジナルアバターをお持ちでなくても、 すぐにVTuberとして活動できます。
◆特 徴◆
初心者にもわかりやすい使用感をもちながら、
・トラッキング精度の高さ
・ 設定の拡張性や応用性
は既存のVTuberの方でも満足いただけるクオリティです。
また、iPhone版の「nizima LIVE TRACKER(無料)」をカメラとしてご利用いただくと、 ウェブカメラよりもさらに生き生きとした動きを実現できます。
コラボ機能を使えば、アプリをお持ちの方同士で高解像度でコラボ配信も行えます。
有償版であれば商用利用も可能です。
5-2.【未経験&初心者OK】ハンドメイドチャンネル「ブログライター体験募集」
◆サービス概要◆
「好きな場所で好きな時間に働ける」そんなブログライターになりたい方向けに、 実際にブログライターとしての体験活動をして頂くことで、人生に新たな可能性を見出して頂けるプログラムをご用意しました。
実際に体験活動をして頂くのは、当社が運営している下記2つのメディアです。
◆特 徴◆
- 未経験者さま、初心者さまのプログラム参加は大歓迎です。
- ブログライターとして記事を書く為のノウハウが詰まったマニュアルが完備されています。
- 体験参加者には、体験をサポートする担当者1名と、 ライティングを支援する担当者1名が2名体制でそれぞれマンツーマンでサポートします。
◆メリット◆
体験プログラムの最後に行われるテストに合格し、 プロライター認定を受けると下記の様なステップに進む事ができます。
- 当社のブログライターとして、当社が運営するWEBメディアの業務を高単価
(1文字およそ1.5円〜2円)で受ける事ができます。 - 当社WEBメディア上に、ライター名を永久公開する事ができますので、ライター実績として公開が可能になります。
- ライター専用のタレントページを公開する事できますので、当社以外のお仕事の受注につなげる事ができます。
- プロライター採用決定でお祝い金10万円を進呈しております。
6.参考・引用Webサイト
※1 「バーチャル渋谷」
※2 「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」
※3 「バーチャル原宿」
https://vcity.au5g.jp/harajuku
※4 「バーチャル大阪」
※5 「ワールドからワールドへ!『メタバースギガ不動産〜あなたの夢の一軒家を見つけよう!〜|カゲキン/kagekin』」
Cluster Creators Guide

7.不動産関連記事









コメント