水辺ウォーキング水都大阪シリーズでは、
・水都大阪1~8:大阪水の回廊
・東横堀川
・道頓堀川
・木津川
・土佐堀川
・水都大阪9~11:大川
・水都大阪12~13:堂島川
・水都大阪14~15:安治川
・水都大阪16 :六軒家川
を紹介します。
水辺ウォーキング:水都大阪9~15は、大川の始点から河口(大阪湾)までを歩きます。
水辺ウォーキング:水都大阪16では、安治川(あじがわ)の支流となる六軒家川(ろっけんやがわ)を始点から安治川合流部までウォーキングします。
1.安治川(あじがわ)ウォーキング
安治川の始点から河口までは、下図の通りです。
1-1.安治川上流部ウォーキング:船津橋~安治川大水門
水辺ウォーキング:水都大阪14では、安治川左岸を船津橋から安治川大水門まで歩きました。
安治川上流部ウォーキングの詳しい内容は、下記の記事をご覧ください。
1-2.安治川下流部ウォーキング:国道43号安治川橋梁~安治川河口
水辺ウォーキング:水都大阪15では、
・安治川右岸を国道43号安治川橋梁~天保山船着場(右岸)
・渡し船:天保山船着場(右岸)~天保山船着場(左岸)
・天保山船着場(左岸)~安治川河口
まで歩きました。
安治川下流部ウォーキングの詳しい内容は、下記の記事をご覧ください。
2.六軒家川(ろっけんやがわ)ウォーキング
六軒家川ウォーキングルートは、下図の通りです。
2-1.六軒家川始点
六軒家川の始点です。
六軒家川始点の北側に高台の公園があります。
少年野球の練習が行われていました。
六軒家川が氾濫した際の避難場所を兼ねています。
六軒家川始点から六軒家川右岸を下流へ向かいます。
2-2.嬉ケ崎橋(きがさきばし)
六軒家川の第1番目の橋は、嬉ケ崎橋です。
六軒家川右岸上流側から撮影
六軒家川右岸の橋下部
嬉ケ崎橋の橋下部は、通行できる仕様となっていました。
嬉ケ崎橋へは、橋上を通じる階段を上ります。
嬉ケ崎橋から六軒家川上流を見ますと、水道管が水上で横断しています。(写真9)
嬉ケ崎橋から六軒家川下流を見ますと、同様に水道管が水上で横断しています。(写真10)
右岸・左岸ともに水辺遊歩道が造れる仕様となっています。
嬉ケ崎橋から撮影
六軒家川右岸下流側から撮影
嬉ケ崎橋を後にし、六軒家川右岸を下流へ向かいます。
堤防により六軒家川の水面は見えません。
2-3.阪神なんば線六軒家川橋梁(ろっけんやがわきょうりょう)
次に現れるのは、阪神なんば線六軒家川橋梁です。
六軒家川右岸上流側から撮影
六軒家川右岸下流側から撮影
写真14の電車は、阪神電鉄の車輛です。
写真15の電車は、近鉄の車輛です。
阪神なんば線は、阪神電鉄と近鉄が相互乗り入れしています。
2-4.朝日橋(あさひばし)
阪神なんば線六軒家川橋梁のすぐ下流側に朝日橋があります。
六軒家川右岸上流側から撮影
2-5.初代大坂船奉行所跡(しょだいおおさかふなぶぎょうしょあと)
朝日橋右岸下流側の橋詰に、「初代大坂船奉行所跡」があります。
案内板が立っていましたので、その記載文を引用します。
図6は、当時の大坂船奉行所の位置図です。
初代大坂船奉行所跡を後にし、六軒家川右岸を下流へ向かいます。
2-6.六軒家川歩道橋(ろっけんやがわほどうきょう)
次に現れるのは、六軒家川歩道橋です。
六軒家川右岸から撮影
護岸を見ますと、すぐにでも水辺遊歩道ができそうな仕上げになっています。
六軒家川歩道橋から撮影
六軒家川歩道橋を後にし、六軒家川右岸を下流へ向かいます。
2-7.JRゆめ咲線六軒家川橋梁
次に現れるのは、JRゆめ咲線六軒家川橋梁です。
JRゆめ咲線は、JR大阪環状線の西九条駅からユニバーサル・スタジオ・ジャパンに隣接する桜島駅を結ぶ路線です。
六軒屋川歩道橋から撮影
六軒家川右岸上流側から撮影
先ほど通過した阪神なんば線六軒家川橋梁は、立体交差でした。
JRゆめ咲線六軒家川橋梁は、平面交差となり踏切を渡る必要があります。
踏切の真ん中から
・大阪都心方面(東側)
・大阪港方面(西側)
を撮影しました。
踏切を渡り、六軒家川右岸を下流へ向かいます。
六軒家川右岸下流側から撮影
2-8.春日出橋(かすがでばし)
次に現れるには、春日出橋です。
六軒家川右岸上流側から撮影
2-9.六軒家川水門(ろっけんやがわすいもん)
春日出橋のすぐ下流側に、六軒家川水門があります。
春日出橋から撮影
六軒家川水門は、高潮・津波対策で建設された防災施設です。
構造型式は、ローラーゲート3門です。(※1)
六軒家川水門により、ここから六軒家屋川上流周辺の町が、高潮・津波から防御されます。
その効果を最も発揮したのが、2018年に発した台風21号でした。
・安治川大水門
・尻無川水門
・木津川水門
の三大水門と六軒家川水門の働きにより、大阪市内を津波から守ることができました。
なお、三大水門については、下記の記事をご覧ください。
2-10.国道43号安治川橋梁(あじがわきょうりょう)
六軒家川水門のすぐ下流側に国道43号安治川橋梁があります。
六軒家川右岸上流側から撮影
六軒家川右岸下流側から撮影
国道43号六軒屋川橋梁を通過し、六軒屋川右岸を下流へ向かいます。
2-11.安治川大水門(あじがわだいすいもん)
しばらく堤防が続き、安治川大水門の頂上部分が見えてきました。
(写真中央やや右側)
この辺りで、六軒家川が安治川へ合流します、
本日のゴール地点となります。
なお、安治川大水門については、下記の記事をご覧ください。
3.まとめ
以上、
- 安治川(あじがわ)ウォーキング
- 六軒家川(ろっけんやがわ)ウォーキング
について解説しました。
初代大坂船奉行所跡が六軒家川沿いにあったことは、現地を歩いて知りました。
しかも、日本一の規模であったということです。
初代大坂船奉行所を調査しないといけないと思いました。
また、六軒家川水門は、安治川大水門と少しずれる形式で建設されています。
なぜ、並列しなかったのか?
素朴な疑問をいだきました。
これについても調査しようと思います。
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の国家試験受験者
なお、施工管理技士の内容については、下記の記事をご覧ください。
5.参考・引用Webサイト
※1 「その他の水門」
大阪府都市整備部西大阪治水事務所 水門グループ
https://www.pref.osaka.lg.jp/nishiosaka/river/small-gate.html
※2 「防潮水門の試運転日について」
大阪府都市整備部西大阪治水事務所 設備グループ
https://www.pref.osaka.lg.jp/nishiosaka/river/riv-gate.html
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