大阪「水の回廊」は、東横堀川・道頓堀川・木津川・土佐堀川の四川が、ロの字型を形成しています。
東横堀川の葭屋橋をスタート地点として、大阪「水の回廊」を、これまで一周してきました。
特に四川に架かる53橋を全て撮影し、掲載しました。
それぞれの橋から見る上流側・下流側の風景写真をリンクした記事に全て掲載しました。
大坂「水の回廊」を知るうえで、一つの参考にしていただければ幸いです。

位 置 | 川の名称 | 橋の数 |
東側(川) | 東横堀川 | 15 |
南側(川) | 道頓堀川 | 16 |
西側(川) | 木津川 | 9 |
北側(川) | 土佐堀川 | 13 |
合 計 | 53 |
1.大坂「水の回廊」
この地域は、大坂はおろか関西の政治・行政・経済の中心地でもあります。
また、「くいだおれ」という言葉が象徴するように、「食文化」が醸成された地域です。
さらに、
・上方落語
・吉本興業
・松竹芸能
に象徴される「お笑いの文化」が発展した地域でもあります。
その様な大坂の「食文化」「お笑い文化」なども併せて紹介できればと思います。
2.大阪「水の回廊」の東辺:東横堀川
東横堀川に架かる橋を中心として、案内します。
2-1.中之島→葭屋橋→平野橋
先ずは、中之島から東横堀川と土佐堀川との分岐部を撮影しました。
その後、天神橋を渡って東横堀川へ向かい、東横堀川の玄関口である葭屋橋へ行きます。
ここでは、葭屋橋→今橋→東横堀川水門→高麗橋→澁谷商店→平野橋と歩いたルート図と写真を掲載します。

(中之島→天神橋→葭屋橋→平野橋)

葭屋橋(よしやばし)
写真1
東横堀川の玄関口となる橋

今橋(いまばし)
写真2
東横堀川上流から2番目の橋

東横堀川水門(ひがしよこぼりがわすいもん)
写真3
土佐堀川と東横堀川との水の流れを管理

高麗橋(こうらいばし)
写真4
東横堀川上流から3番目の橋
豊臣期に造られた数少ない公儀の橋
京街道・東海道57次の終点
「浪華橋々繁栄見立相撲」番付表では、西の方「関脇」

澁谷利兵衛商店(しぶたにりへいしょうてん)
写真5
江戸時代から300年続く老舗
「e-よこ会(東横堀川水辺再生協議会)」の本部

平野橋(ひらのばし)
写真6
東横堀川上流から4番目の橋
2-2.平野橋→農人橋
ここでは、平野橋→大手橋→本町船着場→本町ICランプ橋→本町橋→農人橋と歩いたルート図と写真を掲載します。

(平野橋→農人橋)

大手橋(おおてばし)
写真7
大手橋は、東横堀川上流から5番目の橋

本町船着場(ほんまちふなつきば)
写真8
本町船着場は、大阪市が整備した船着場

阪神高速本町ICランプ橋
写真9
阪神高速本町ICランプ橋は、東横堀川上流から6番目の橋
阪神高速本線から街路への流出専用接続道路橋

β本町橋(ベータほんまちばし)
写真10
β本町橋は、水辺×まち×人の関係を、もっと豊かにするための架け橋になる施設です。
「β本町橋」の詳しい内容につきましては、下記の記事をご覧ください。


本町橋(ほんまちばし)
写真11.
本町橋は、東横堀川上流から7番目の橋
「浪華橋々繁栄見立相撲」番付表では、東の方「小結」

農人橋(のうじんばし)
写真12.
農人橋は、東横堀川上流から8番目の橋
葭屋橋から農人橋までの詳しい内容につきましては、下記の記事をご覧ください。

2-3.農人橋→安堂寺橋
ここでは、農人橋→久宝寺橋→安堂寺橋と歩いたルート図と写真を掲載します。

(農人橋→安堂寺橋)

久宝寺橋(きゅうほうじばし)
写真13
久宝寺橋は、東横堀川上流から9番目の橋

安堂寺橋(あんどうじばし)
写真14
安堂寺橋は、東横堀川上流から10番目の橋
2-3.農人橋→安堂寺橋
ここでは、安堂寺橋→末吉橋→住友銅吹所跡→九之助橋→東堀橋と歩いたルート図と写真を掲載します。

(安堂寺橋→東堀橋)

末吉橋(すえよしばし)
写真15
末吉橋は、東横堀川上流から11番目の橋
橋詰に雁木の形跡があります。

住友銅吹所跡
写真16
寛永年間(1640年頃)住友家2代、友以(とももち)によって開かれた銅精錬所跡

九之助橋(くのすけはし)
写真17
九之助は、東横堀川上流から12番目の橋

東堀橋(ひがしぼりばし)
写真18
東堀橋は、東横堀川上流から13遍目の橋
2-5.東堀橋→上大和橋
ここでは、東堀橋→瓦屋橋→上大和橋を歩いたルート図と写真を掲載します。

(東堀橋→上大和橋)

瓦屋橋(かわらやばし)
写真19
瓦屋橋は、東横堀川上流から14番目の橋

上大和橋(かみやまとばし)
写真20
上大和橋は、東横堀川上流から15番目の橋
農人橋から上大和橋までの詳しい内容につきましては、下記の記事をご覧ください。

これで、東横堀川ウォーキングは終了です。
3.大阪「水の回廊」の南辺:道頓堀川
ここから、道頓堀川ウォーキングです。
道頓堀川に架かる橋を中心として、案内します。
3-1.下大和橋→太左衛門橋
ここでは、道頓堀川始点→下大和橋→安井道頓石碑→日本橋→相合橋→太左衛門橋と歩いたルート図と写真を掲載します。

(下大和橋→太左衛門橋)

下大和橋(しもやまとばし)
写真21
下大和橋は、道頓堀川始点から最初の橋

安井道頓石碑(やすいどうとんせきひ)
写真22
私財を投げうって道頓堀川を開削した、浪花商人:安井道頓の偉業が記された石碑

日本橋(にほんばし)
写真23
日本橋は、道頓堀川始点から2番目の橋
堺筋にあります。

とんぼりリバーウォーク
図8
東端は日本橋から西端は浮庭橋まで、道頓堀川の両岸に、水面に近い水辺遊歩道が設置
(左図出所:とんぼりリバーウォーク事務局)
なお、「とんぼりリバーウォーク」の詳しい内容につきましては、下記の記事をご覧ください。


相合橋(あいあいばし)
写真24
相合橋は、道頓堀川始点から3番目の橋

太左衛門橋(たさえもんばし)
写真25
太左衛門橋は、道頓堀川始点から4番目の橋
3-2.太左衛門橋→深里橋
ここでは、太左衛門橋→戎橋→道頓堀橋→新戎橋→大国橋→深里橋と歩いたルート図と写真を掲載します。

(太左衛門橋→深里橋)

戎橋(えびすばし)
写真26
戎橋は、道頓堀川始点から5番目の橋
心斎橋筋にあり、通行人で一番賑やかな橋です。

道頓堀橋(どうとんぼりばし)
写真27
道頓堀橋は、道頓堀川始点から6番目の橋
御堂筋にあり、自動車交通量が一番多い橋です。

新戎橋(しんえびすばし)
写真28
新戎橋は、道頓堀川始点から7番目の橋

大国橋(だいこくばし)
写真29
大国橋は、道頓堀川始点から8番目の橋

深里橋(ふかりばし)
写真30
深里橋は、道頓堀川始点から9番目の橋
上大和橋から深里橋までの詳しい内容につきましては、下記の記事をご覧ください。

3-3.深里橋→幸橋
ここでは、深里橋→なんばHatch→浮庭橋→キャナルテラス堀江→住吉橋→西道頓堀橋→幸橋と歩いたルート図と写真を掲載します。

(深里橋→幸橋)

なんばHatch
写真31
スタンディング形式のコンサートホール
この周辺は、吉本興業や松竹芸能の若手芸人が、ネタ合わせに利用

浮庭橋(うきにわばし)
写真32
浮庭橋は、道頓堀川始点から10番目の橋

キャナルテラス堀江
写真33
浮庭橋と時期を同じくして、新たなグルメスポットとして完成
川辺でバーベキューも楽しめます

住吉橋(すみよしばし)
写真34
住吉橋は、道頓堀川始点から11番目の橋

西道頓堀橋(にしどうとんぼりばし)
写真35
西道頓堀橋は、道頓堀川始点から12番目の橋

幸橋(さいわいばし)
写真36
幸橋は、道頓堀川始点から13番目の橋
宮本輝著「道頓堀川」の舞台の一つ
3-4.幸橋→道頓堀川水門
ここでは、幸橋→幸西橋→汐見橋→日吉橋→道頓堀川水門と歩いたルート図と写真を掲載します。

(幸橋→道頓堀川水門)

幸西橋(こうさいばし)
写真37
幸西橋は、道頓堀川始点から14番目の橋

汐見橋(しおみばし)
写真38
汐見橋は、道頓堀川始点から15番目の橋

日吉橋(ひよしばし)
写真39
日吉橋は、道頓堀川始点から16番目の橋

道頓堀川水門
写真40
道頓堀川水門は、道頓堀川と木津川の水の出入りを管理する水門
深里橋から道頓堀川水門までの詳しい内容につきましては、下記の記事をご覧ください。

これで、道頓堀川ウォーキングの終了です。
4.大阪「水の回廊」の西辺:木津川
ここから、木津川ウォーキングです。
木津川に架かる橋を中心として紹介します。
4-1.大正橋→伯楽橋
ここでは、大正橋→タグボート大正→ドーム前歩道橋→千代崎橋→伯楽橋と歩いたルート図と写真を掲載します。

(大正橋→伯楽橋)

大正橋(たいしょうばし)
写真41
大正橋は、木津川上流から9番目の橋

タグボート大正
写真42
タグボート大正は、川の堤外地(川側)に飲食・ホテル施設を整備した、全国からも注目のスポット
立地は、尻無川の上流端左岸になります。

ドーム前歩道橋(ドームまえほどうきょう)
写真43
ドーム前歩道橋は、木津川上流から8番目の橋

千代崎橋(ちよざきばし)
写真44
千代崎橋は、木津川上流から7番目の橋

伯楽橋(はくらくばし)
写真45
伯楽橋は、木津川上流から6番目の橋
4-2.伯楽橋→昭和橋
ここでは、伯楽橋→松島橋→大渉橋→木津川大橋→木津川橋→昭和橋と歩いたルート図と写真を掲載します。

(伯楽橋→昭和橋)

松島橋(まつしまばし)
写真46
松島橋は、木津川上流から5番目の橋

大渉橋(おおわたりばし)
写真47
大渉橋は、木津川上流から4番目の橋

木津川大橋(きづがわおおはし)
写真48
木津川大橋は、木津川上流から3番目の橋

木津川橋(きづがわばし)
写真49
木津川橋は、木津川上流から2番目の橋

昭和橋(しょうわばし)
写真50
昭和橋は、木津川の玄関口となる橋
大正橋から昭和橋までの詳しい内容につきましては、下記の記事をご覧ください。

これで、木津川ウォーキングの終了です。
5.大阪「水の回廊」の北辺:土佐堀川
ここから、土佐堀川ウォーキングです。
土佐堀川に架かる橋を中心として紹介します。
5-1.端立蔵橋→筑前橋
ここでは、端建蔵橋→湊橋→水道管専用橋→土佐堀橋→越中橋→常安橋→筑前橋と歩いたルート図と写真を掲載します。

(端建蔵橋→筑前橋)

端建蔵橋(はたてくらばし)
写真51
端建蔵橋は、土佐堀川上流から13番目の橋

湊橋(みなとばし)
写真52
湊橋は、土佐堀川上流から12番目の橋
「新なにわ筋」にあります。
左岸下流側の橋詰に、小説「泥の河」(宮本輝著)の舞台地を示す石碑があります。

水道管専用橋
写真53
水道管専用橋は、土佐堀川上流から11番目の橋

土佐堀橋(とさぼりばし)
写真54
土佐堀橋は、土佐堀川上流から10番目の橋
あみだ池筋にあります。

越中橋(えっちゅうばし)
写真55
越中橋は、土佐堀川上流から9番目の橋
歩道橋です。

常安橋(じょうあんばし)
写真56
常安橋は、土佐堀川上流から8番目の橋
「なにわ筋」にあります。

筑前橋(ちくぜんばし)
写真57
筑前橋は、土佐堀川上流から7番目の橋
端建蔵橋から筑前橋までの詳しい内容につきましては、下記の記事をご覧ください。

5-2.筑前橋→淀屋橋
ここでは、筑前橋→肥後橋→錦橋→淀屋橋と歩いたルート図と写真を掲載します。

(筑前橋→淀屋橋)

肥後橋(ひごばし)
写真58
肥後橋は、土佐堀川上流から6番目の橋
四つ橋筋にあります。

錦橋(にしきばし)
写真59
錦橋は、土佐堀川上流から5番目の橋
歩行者専用橋です。

淀屋橋(よどやばし)
写真60
淀屋橋は、土佐堀川上流から4番目の橋
御堂筋にあります。
5-3.淀屋橋→天神橋
ここでは、淀屋橋→栴檀木橋→北浜テラス→難波橋→天神橋→中之島東端と歩いたルート図と写真を掲載します。

(淀屋橋→天神橋)

栴檀木橋(せんだんのきばし)
写真61
栴檀木橋は、土佐堀川上流から3番目の橋

大阪川床「北浜テラス」
写真62
北浜テラスは、日本で初めて川床(かわゆか)の常設化を実現しました。

難波橋(なにわばし)
写真63
難波橋は、土佐堀川上流から2番目の橋
堺筋にあります。
ライオン橋ともいわれています。
「浪華橋々繁栄見立相撲」番付表では、西の方「大関」

天神橋(てんじんばし)
写真64
天神橋は、土佐堀川の玄関口の橋
天神橋筋にあります。
「浪華橋々繁栄見立相撲」番付表では、東の方「大関」
筑前橋から天神橋までの詳しい内容につきましては、下記の記事をご覧ください。

これで、土佐堀川ウォーキングは終了です。
と同時に、大阪「水の回廊」ウォーキングも終了です。
6.まとめ
以上、大坂「水の回廊」を時計回りに
東横堀川 → 道頓堀川 → 木津川 → 土佐堀川
と一周しました。
四川に架かる53橋と周辺施設の案内をしました。
特に橋から見える上流側と下流側の風景にこだわり、リンクした記事に全て掲載しました。
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なお、レゾナンス:バーチャルオフィスの詳しい内容については、下記の記事をご覧ください。

7-3.大阪の水辺に関連する書籍案内
大阪の水辺に関連する書籍を案内します。
7-3-1.【「水都」大阪物語】:橋爪紳也著

橋爪紳也著
書籍の詳しい内容につきましては、下記タイトルをクリックしてください。
7-3-2.【大阪淀川歴史散歩】:都市研究会編

-地図と地形で愉しむ
書籍の詳しい内容につきましては、下記タイトルをクリックしてください。
7-3-3.【重ね地図で愉しむ大阪「高低差」の秘密】:梅林秀行監修

大阪「高低差」の秘密
書籍の詳しい内容につきましては、下記タイトルをクリックしてください。
7-3-4.【螢川・泥の河】:宮本輝著

書籍の詳しい内容につきましては、下記タイトルをクリックしてください。
7-3-5.【道頓堀川】:宮本輝著

書籍の詳しい内容につきましては、下記タイトルをクリックしてください。
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